フィナステリド 歴史

ミノキシジルはちょっとした副作用から発見されることとなりましたが、
もう1つ育毛剤で利用されている成分があります。

 

それがフィナステリドと呼ばれる成分で、
主にプロペシアに含まれていることがわかっています。

 

これも育毛効果を持っている成分となっており、
必要な成分を取ることにより、育毛効果を得られるようにしているのです。

 

しかしこのフィナステリドは、含まれている育毛剤があまり多くありません。
それでも開発が進められ、取り入れている育毛剤が増えている現状もあります。

 

このフィナステリドが判明したのは、
実はミノキシジルよりもかなり後のことになります。

 

ロゲインとしてミノキシジル育毛剤が販売された後、
本来は別の用途で利用されることとなった錠剤から、
このフィナステリドが発見されることとなりました。

 

元々は前立腺の治療薬として利用されていたのですが、
これ以外にも効果があることが判明して、
一転して育毛剤用の治療薬という観点で開発を進めていくこととなったのです。

 

フィナステリドによって、前立腺肥大の症状が抑えられていたのも事実です。
これが研究開発されていき、1992年にようやく認可が下りることとなりました。

 

この時販売されたのがプロスカーであり、
フィナステリドを利用した最初の製品として販売されることとなりました。

 

元々の用途で利用されることとなった製品なので、
最初は育毛剤という観点で販売されていたわけではありません。

 

プロスカーは高い評価を受けていましたが、
これを利用した人から、髪が生えてきたという評判がありました。

 

これが育毛剤としてのフィナステリドに繋がることとなり、
研究開発や臨床実験が繰り返し行われることとなりました。

 

そして1997年には育毛剤としての認可が下りることとなり、
フィナステリドは育毛剤の成分として利用されることとなりました。

 

以降は新しい製品の開発がすすめられた結果、
飲むことによって育毛効果を生み出すことができる
プロペシアの誕生につながりました。

 

フィナステリドは元々育毛剤という観点で利用されていたのではなく、
前立腺肥大症の問題を解決するために生み出された成分です。

 

しかし髪が生えてくるという副作用が発生したことによって、
開発方向が変わってしまうという不思議な成分となりました。

 

日本では2000年代に入ってから認可され、
治療薬の販売が始まるようになりました。

 

フィナステリド入りのプロペシアは、
現在処方箋としても出されることとなり、
認可されている成分だからこその安心感があります。